幸せに向かって歩こう。

ノンフィクション

友達への報告。

恐らく朝が来たであろう、それなのに

 

意識がはっきりして来たその時も、

貪り合う2人

 

一晩で10回以上なんて

人生初めての体験に

 

何度も求めてくる彼に「また?」

苦笑いが出たのを覚えている。

 

確かに相性がすごく良くて

初めてなのにしっくりした。

 

こんな経験は初めてで

 

終わりがないんじゃないか?っていう快楽の最中に携帯がなった。

「ちゃんと帰れた?」

 

友達からだった。

彼ともぞもぞしながら、

「二日酔いでしんどいです」

そう返すのが精一杯で、また彼との情事に

溺れた。

はじまりのとき。

そのあとは、止めたにも関わらず

男の人の力に

それを止めることも出来るわけがなく

ただ

 

私の体を貪る彼を受け入れるしかなかった。

何時間か前に初対面の彼が…

激しく私を

明るくなるまで何度も何度も

まるで思春期の男女のように

情熱的な求めに応じ私も次第に体が熱くなるのを感じた…

男の人、だ。

人に抱きしめられながら眠るのは久しぶりだなぁ…なんて

まだ酔いが抜けない意識の中で思っていたら

 

彼の手が私の体を弄りはじめてびっくりした。

 

え…

 

まさかね…

 

なんて、安心していたはずだった気持ちに緊張が走った。

 

下に手が伸びた時に

「だめ!」

そう、はっきり声が出た。

介抱…?。

気持ち悪いー

 

なんて

口にしたかもしれない。

彼は着ていた服を緩め、楽な服に着替えさせてくれた。

 

初対面の人間に優しいな

 

なんて思っていた。

 

そのうち添い寝してくれて

 

…軽く抱きしめられた。

人の気配。

深い眠りに落ち

どれだけ時間が経ったかわからないけど、人の気配を感じて少し意識が戻ってきた…

 

リビングの床に寝ていた私に

 

「そんな固いとこで寝たら体が痛くなるよ」体がフワリと浮いて…

 

彼がベッドまで運んでくれたようだ。

エアーベッドだったらしく、運ばれて寝かされた瞬間にフワフワ。

「うわあ、フワフワする笑」思わず遠い意識で話したのを覚えている

 

深夜過ぎ。

何度か耄碌しながら目を覚まし、静かな部屋で

友達にメールをした。

「今何してる?」の問いかけに私は

「今はとらわれの身で放置されているよ」

 

 

皮肉交じりで自分の現状をメールした。

2人は楽しくしているだろうか…

 

なんて少し思いつつ、また眠りに落ちた

疲れていたこともあり。

日本酒を飲み進めるうちに、最近の疲れが効いて来てしまい…

彼の家に会場を移して更に追い酒をする家に、私は眠気に誘われてしまった。

横になりながらも、2人は仲良さげに会話を進め…

カラオケ歌いに行こう、と話がまとまったようだか私は行く元気もなく

このまま寝させてもらうことにした。

「もともと2人で飲みたかったんじゃないのかな、」そう思いつつ私は眠らせてもらうことにした。

笑いながら楽しそうに2人は部屋を後にした。